基本的な方針
前述のように、最終的にはひとつの文章を、電子書籍と印刷の両方の形式で頒布できなければいけません。
電子書籍のほうは、これもまた前述のとおりですがGitBookを使います。 GitBookは、本を定義するソフトウェアであり、
電子書籍配信サービスを持っている
ファイルフォーマットにMarkdownが使える
今やプログラマのデファクトスタンダードである
Githubと連携できる
GithubにpushしたらGitBookも更新される
つまりリポジトリが分散しない
HTMLやepubなどいろいろな出力ができる
という特徴があります。 最も自然にやりたいことができる感じなのでGitBookを選びました。
Kinko'sで印刷するにはファイルをPDFにするのが一番楽です。 PDFが出力できるソフトウェアならなんでも良いわけですが、 それならやはりTeXを使いたいですよね。 これは全プログラマが同意するんじゃないでしょうか。 GitBookはいろいろな出力ができるのですが、TeXを出力することはできません。 そこで、TeX出力ができるRe:Viewというソフトウェアを使います。
Re:ViewはGitBookと同様に本を定義するソフトウェアで、
TeXなど様々なフォーマットが出力できる
というかTexを経由したPDFを一発で出力できる
ファイルフォーマットはreviewしか使えない
このフォーマットかなり難しい
電子書籍配信サービスは持っていない
という特徴があります。 GitBookは電子書籍に強く、Re:Viewは紙の印刷に強いと言えます。
あとは、このMarkdownとreviewという2つのフォーマットを繋ぐために、 md2reviewというソフトウェアを使います。
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