技術書同人の環境構築
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サークルについて

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Last updated 6 years ago

当サークルは、普段、夏冬のコミケにサークル参加し、技術書同人誌を頒布しています。 技術書サークルとしてのキャリアは5年で、当選率は異常に低く、10回中3回落ちています。 夏コミも落ちました。 去年の夏コミも落ちてます。 ずっと一人で続けています。ずっとぼっちです。 他の人に原稿を頼んだりしたこともありません。完全にずっとぼっちです。

最初は30部からはじめ、の200部が最大の頒布数です。 艦これAPI本から電子書籍での配布を明示し、その後は軸足を電子書籍に移しています。 現在では、30部ほど印刷して持ち込み、あとは電子書籍のURLやQRコードを掲示しておくという方法をとっています。 今まですべて完売しています。

30部程度では印刷所で印刷するのは非常にコスパが悪くなるので、普段はキンコーズで印刷しています。 以前はキンコーズの自費出版プランで24時間で製本までやってもらうコース、 そのコースが廃止された後は、ホチキス留めまで自動でやってくれる印刷機を使って製本しています。 艦これAPI本だけは一般層にもリーチできそうだったので、印刷所でオフセット印刷してもらいました。

技術書同人界隈の特徴として、参加者の総数は多くないけど、購入する確度は非常に高いと感じます。 つまり、50部売るのは簡単だけど200部以上売るのはとたんに難しいという分布です。 これが漫画サークルだと、多くのサークルは10部前後だけどめちゃめちゃ売れるサークルは1000も2000も売れるという分布になります。 艦これAPI本の200部はかなり悩んで決断した記憶があります。

電子書籍はを使い、CC-0ライセンスで配布しています。 紙の本と電子書籍を並行していた当初は、紙の本だけ印刷実費として200円で頒布していたのですが、 紙と電子で値段違うのもなんだかなぁということで、全て無料で頒布することにしました。 その代わり、スペースに賽銭箱を置いて、好きな金額を投入できるような仕組みを導入しました。 C89での実績では、50部の持ち込みに対し約7000円の賽銭があり、印刷代は十分にペイできました。

電子書籍を無料配布したおかげで、イベント終了後にURL付きでWebで言及されることも多く、 イベント当日に来てなかったはずの同僚からも読んだ報告をたくさん受けます。 技術同人誌はほぼショップ委託は不可能なんですが、その必要がないくらい十分に拡散されていると感じます。 C89新刊だと半年で14万PV(UUだと29000)、epubなどのダウンロードは1500件あります。 14万PVの大半はクローラでしょうが、少なくともUUのうち2万人は本物の人間が読んでくれているのではないかと思います。

艦これAPI本
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