Babelを使ってみよう
さっそくBabelを使ってみましょう。 もちろんnodeとnpmはインストール済みですよね?
インストールする
ディレクトリを作ってプロジェクトを開始します
babel
コマンドを使うには babel-cli
というパッケージを導入します。
実は、普通プロジェクトでBabelを使うときはbabelコマンドを使いません。 今回は、babelの動作を眺めるためなのでコマンドをインストールします。 コマンドは node_modules/.bin/babel
にインストールされるのですが、 めんどくさい場合は -g
を付けてグローバルにインストールしても構いません。 以後ディレクトリは省略します。
でbabelコマンドの確認ができます。
最初のトランスパイル
さっそくBabelを使ってみましょう。 index.js
にこんなコードを用意してみます。
これはECMAScriptのコードです。 そのままブラウザにコピペしてみるとおそらく動かないでしょう。 Chromeでは
というエラーが出ます。
さあ、これをトランスパイルしてみましょう。
どんな結果になったでしょうか?
ちくしょう! なにも変わってない! お前はいつもそうだ。
このbabelはお前の人生そのものだ。 口では変わると言って何も変わらない。
お前はいろいろな技術に手を付けるが、ひとつだってやり遂げられない。
誰もお前を愛さない。
Babelはプラグインが命
何も変換されなかったのは、Babel自体は変換のルールを一切知らないからです。 Babelは、何をどのように変換するかというルールを、全てプラグインという形で提供しています。 ユーザはプラグインを自由に組み合わせて高度な変換を行うことができます。
es2015 を変換できるプラグイン(プリセット) を導入してみましょう。
.babelrc
というファイルでbabelの設定ができます。
今度こそ上手く行くはずです。
ヒャッホオオオオオウ 最高だぜえええええええ!!
このコードはブラウザにコピペしても怒られません。
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